最後

2月15日 博物館のおじいさんは語る

Reykjavik市内(主に自転車)

レイキャビク市内にある通信博物館というところに行った.おじいさんが一人 で番をしていて、暇らしく、全ての展示品について懇切丁寧に教えてくれた. 大西洋に海底ケーブルがひかれて、初めて電信が来たのはいつだとか、アイス ランド島内の電信線の発展とか、ひたすらマニアックなことを教えてくれてた. 驚いたのは、海底ケーブルによる電話線が引かれたのがかなり最近だというこ と.そんな最近まで、通信手段が電信しかなかったのか.

YHに戻ると日本人!が一人いました.みつさんっていうカナダ在住の人でした. これからヨーロッパに行くらしくて,その途中に寄ったみたい.アイスランド 航空はレイキャビク経由の大西洋線でディスカウント運賃を出しているらしく、 レイキャビクで3泊までのトランジットなら、えらい安いみたい.

2月16日 晴れた日の滝は凍っていた

Reykjavik --(バス)--> Gulfoss --(バス)--> Geysir --(バス)--> Reykjavik

この日はツアーで、グルフォスという滝と、ゲイシールという間欠泉を見に行っ た.これは、アイスランドの本当のお決まりの定番スポットで、何で僕は帰る 前の日に行ったりしたんだろうか.まあいいか.ツアーに来ている人はほとん ど数日のスケジュールでアイスランドに来ている人ばっかり.みんな昨日着い たような感じだった.

やっぱり一人でツアーに参加していたジョーっていうイギリス人の女の子と一 緒に行動してたけど、'unusual'を連発していた.確かにいきなりイギリスか らアイスランドに来たら何もかも違ってびっくりするだろうな.

2月17日 最後の日,日本人が3人

Reykjavik市内(主に自転車)

今日は最後の日.明日は朝4時に起きて,バスに乗って空港へ向かわなければ ならないので今日が本当に実質的に最後の日だ.僕は一日中お土産を買ったり して過ごしていた.お昼ご飯をみつさんと一緒に食べることにしていたので教 会の前で待ち合わせた.旧市街の真ん中にある小さなレストランでお昼ご飯を 食べる.なんか魚の料理でおいしかった.こういうちゃんとしたところでお昼 ご飯を食べても1500クローネぐらいである.一方マクドでセットを買うと1000 クローネ近くする.なんでマクドの経営が成り立つのか理解できない.

本屋に入って,すでに安売りしていたカレンダーとか,アイスランド語の辞書 とか,買ってしまった.あとスーパーでアイスランドのチョコレートである Siriusなども購入.本当はSkyrとかも買って帰りたかったんだけど,ちょっと 持って帰るのはしんどいなあ.考えてみればアイスランド語の辞書は着いてす ぐに探しに行くべきだった.今後使うことはあるのかな.

夕方のうちに輪行を済ましてしまった.この日は夜みつさんの他にもう一人日 本人が来た.裕美さんていう名前の社会人だった.こんなところでこんな時期 に日本人が3人も集まるとは.結局アイスランド滞在中に4人の日本人に会うこ とができた.明日の朝は4時に起きて空港行きのバスに乗らなければいけいん だけど,夜,ライアンとオランダ人のルークと裕美さんとみつさんで他愛もな い話をしたりトランプをしたりしてひたすらだらだらした.最後にきてまた楽 しい人達に出会えた.

2月18日 本当に最後の日

Reykjavik --(バス)--> Keflavik --(飛行機)--> Copenhagen --(飛行機)--> 成田

前日深夜までトランプをやっていたので、朝起きれるかどうか不安だったけど、 ちゃんと起きれた.寝過ごしたらしゃれにならない.ライアンを起こして、輪 行済みの自転車を出してもらう.やっぱり朝の飛行機でドイツに向かうみつさ んと一緒に空港行きのバスに乗った.まだ暗い中,ケプラヴィーク国際空港に 向かう.何だかんだ言ってあっという間に1ヶ月経ってしまった.1ヶ月前の自 分はどこにいるかな.